しみ込む


歴史とは長編大作で
監督がおらんで
全人類が出演者で、創作者で
どないにでも物語をつくれる
監督がおって、どっかに司令官がおるって発想は
こぢんまりした見るもん見えてない考えで
もっと細かいところから
最小のところから最大のところまで
関わって生まれるのが
ほんまの世界の物語なんとちゃうか?
最小と最大が同じ意味になるとき
善と悪と、醜と美が
同じになるとき
個体が透き通って重力にしばられない
次の科学の時代がやってきて
全ては別々で、全ては一つで
全てはバラバラで、全てはつながっていて
何にも大したことはなくって
全てが大切なことで
そんなことが風に流され
そんなことが世界にしみ込んでいったら
すんごいもんが見えるんやろうな